システム改善の課題
2001年、ナナオはERP導入の検討を始めました。当時はブラウン管から液晶への切り替え時期とも重なり、営業情報を早期に取り込むと同時に、在庫をリアルタイムに把握し、適正な発注と生産計画を結びつけることが不可欠でした。当時稼動中の汎用システムはすでに12年が経過していたため、システム間の連携が悪く、現行業務のニ−ズに対応するには難しい状況でした。
ソリュ−ションとの出会い
数あるERP製品の中で、ナナオがIFS Applicationsを選定した理由について、同社情報システム部業務システム課の綿貫純二課長は「個々のモジュ−ルが独立しているためカスタマイズへの対応が容易だったから。導入担当ベンダ−としては、従来から付き合いがあり、ナナオの業務内容をよく理解しているNECを選びました」と説明しました。
目に見える投資効果を実現
2002年11月にスタ−トしたプロジェクトは、2004年1月に生産・販売が、同年4月には会計が稼動を始めました。ナナオでは、IFS Applicationsの導入により、市場の変化に対し生産計画をタイムリ−に変更できるようになり、同時に、セル生産とカンバン方式の全面展開が可能となりました。システム稼動後も、短期間のうちにリードタイム38%短縮という成果が得られるとともに、在庫削減にも寄与しました。また、人員を増強することなく生産数を増加できたのもERP導入による業務効率化の証左といえるでしょう。
継続的な業務改善を目指して
ERPはあくまでもツ−ルであり、これを効率的に運用し、ノウハウを付加していくのはERPを導入した企業の責務であるというのがナナオの考え方です。同社では、導入した新システムを日々の仕事の中に根付かせること、今の結果を定着させること、そして収集したデ−タを管理指標や経営指標に展開させていくことによって、今後も継続的な業務の改善を目指していきます。 ※導入を担当したNEC社のホームページでもナナオ様の事例が掲載されています。 ナナオ様の事例 (NEC社のホームページ) ->
|