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IFS社は、オ−プンスタンダ−ドに基づいて開発されたコンポ−ネントベ−スのビジネスアプリケ−ションの大手グロ−バルプロバイダ−です。IFSのインダストリ−毎に焦点をおいたソリュ−ションは、ERP、エンタ−プライズ・アセット・マネ−ジメント、MRO向けに最適化されています
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TOTOの生産革新−需要変動に柔軟に対応できる生産体制の確立を目指して
業界トップシェアを誇るTOTOは、"水まわりを中心とした豊かで快適な生活文化の創造"を目指し、1917年の創立以来、質の高い商品とサービスを提供し続けています。1967年に操業を開始した小倉第二工場を拠点とする水栓事業部では、1999年に始まった生産革新の一環としてIFS Applicationsをベースとした生産管理システムを導入しました。この事業部では、水まわり空間に欠かせない水栓金具を中心に、5,000種を超える製品を製造しています。
1999年は、水栓事業部にとって大きな転機の年となりました。水栓金具の製造拠点を国内3工場体制から2工場体制へと集約するにあたり、小倉第二工場敷地内に新工場を建設しました。この新工場では、市場ニーズに迅速に対応できるようにセル生産方式を導入し、もの造りを一新しました。この新しい生産方式をサポートするためにも、新システムの導入が必要でした。 稼動から20年以上も経過していた当時のシステムは、その間の改修により巨大化・複雑化したため、"新しいもの造り"に対応するのは難しい状況だったのです。
新しく導入するシステムは、パッケージソフトを前提に検討されました。パッケージが本来持っている標準プロセスを活用することで、開発期間やコストを削減するとともに、業務の標準化を図っていきたいという意向があったからです。そして、システムの柔軟性や他のシステムとの連携のしやすさなどの理由から選ばれたのが、NEC社が提案するIFS Applicationsです。加えて、新システムには、柔軟な生産計画の実現、原価管理の簡素化、ユーザーが自由に情報にアクセスできる環境作り、システム保守費用の削減などが求められました。 導入プロジェクトは、需要に基づいた生産計画を実現する第一フェーズ、原価管理の改善を行う第二フェーズ、設計情報の改善を行う第三フェーズの3段階で進められました。第一フェーズは2001年に、第二フェーズは2003年に始まり、現在は、第三フェーズが実施されています。 すでに本稼動している第一・第二フェーズを振り返り、小倉水栓製造部の工藤部長はこう語ります。「両プロジェクトとも計画通り進みました。期待していた機能も実現され、また、新システム稼動時に大きなトラブルもなく、満足した結果が得られました」。 上層部の積極的な後押しがあったこと、そして現場のキーマンをうまく活用し、計画的にユーザー教育やユーザーの意識改革を行ったことが成功の大きな要因となりました。
プロジェクトは現在も継続中ですが、この新システム導入により、多くの成果が生まれています。目に見える効果としては、在庫量の半減、生産計画の短サイクル化などが挙げられます。全注文のうち約7割が即日の出荷を求められる水栓事業部では、この計画サイクルの短縮により、売れに応じた生産計画が可能となり、お客様の要望に柔軟に対応できる体制が整ったのです。さらに、情報の共有化も図られ、ユーザーが必要な情報を随時活用できるようになったため、業務スピードが向上し、ペーパーレス化も進みました。また、新システムの導入に合わせ、業務プロセスの標準化を実現しました。 2006年1月、このプロジェクト最後のフェーズが完了します。システムの導入はこれで一区切りですが、もの造りの主体はあくまでも「人」。水栓事業部は、たゆまぬ改善により、質の高い商品とサービスを提供していく方針です。こうした日々の努力が、お客様満足度の向上へと確実につながっていくことでしょう。
※導入を担当したNEC社のホームページでもTOTO株式会社様の事例が掲載されています。
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