|
東洋電機製造株式会社は、1918年(大正7年)、鉄道車両用電気機器の国産化の使命を受けて設立。それまで輸入製品に頼りきっていた鉄道車両の心臓部である主電動機、制御装置などの製作にいち早く取り組んだ由緒ある電機メ−カ−です。同社の最先端技術は、新交通システム「ゆりかもめ」や、2000年グッドデザイン賞を受賞した「プラットフォ−ム・セ−フティシステム」など、幅広い分野で私たちの身近な社会生活に活かされています。 課題
グロ−バルな市場における競争の激化、常に進化する技術、刻々と移り変わる市場ニ−ズ。製造業をとりまく環境は厳しさを増すばかりです。産業や社会に貢献するモノづくりと、顧客との「感動」の共有を目指す東洋電機製造にとっても、生産性のさらなる向上は至上命令でした。 新システムの導入の背景には、1999年の横浜と相模原の工場の統合がありました。工場の移転では、物理的な統合は速やかに行われましたが、業務やシステムの統合が遅れ、2台のホストコンピュ−タを利用して運用しているという状況が続いていました。そこで、新たに生産管理システムの構築を進めることになりました。このプロジェクトでは、異なるシステムの統合のみならず、業務プロセスの標準化によるコスト削減、生産サイクルの向上なども目標として掲げられました。同社の製品は、いわば人の安全を守る重要な技術です。それだけに、問題点を確実にフォロ−して迅速な解決を可能にするシステムが求められていました。
ソリュ−ション
新システムの検討は、東洋電機製造グル−プのシステム会社である東洋商事を中心に進められました。IFS Applicationsは、機能コンポ−ネントが部品化されているため、将来の変更にもコンポ−ネントの追加で容易に対応できます。また、業種別のビジネスプロセスが用意されているので、その標準プロセスを利用することで、短期導入と業務の標準化が図れます。IFSのこうした優れたオ−プン性と柔軟性が、IFS採用の決め手となりました。
効果
IFSの導入によって、従来2つあった生産管理システムが統合されました。その結果、設計から手配までの業務効率は向上し、変更処理への柔軟かつ迅速な対応が可能になったのです。また、所要量計算のタイムバケットを5日から1日に短縮したことで、製造期間は大幅にスピ−ドアップ。しかも、大きな弊害であったシステムの二重の運用費も大幅に削減しています。今後も、営業部門など製作所以外のメンバ−にもインタ−ネットを利用して情報の共有化を図るなど、東洋商事を中心に、さらなる業務のスピ−ドアップを目指します。
|