JAPAN     Change お問い合せサイトマップログイン

IFSについて

IFS社は、オ−プンスタンダ−ドに基づいて開発されたコンポ−ネントベ−スのビジネスアプリケ−ションの大手グロ−バルプロバイダ−です。IFSのインダストリ−毎に焦点をおいたソリュ−ションは、ERP、エンタ−プライズ・アセット・マネ−ジメント、MRO向けに最適化されています

 

ペ−ジオプション

Home > 事例紹介

フォルクル・スポーツ

IFS Applications™と共に、全速力でスキーシーズンに突入

 スポーツ用品メーカーであるフォルクル・スポーツは、ドイツのシュトラウビングに生産の拠点を置いています。同拠点が、いかに効率的に生産から販売までの複合的なプロセスを管理できるかは、ITサポートにかかっています。スキーの生産は、季節に左右されるので、特にロジスティクスやプランニングが複雑です。フォルクルは、IFS Applicationsを導入したことで、変わり易い市場の要求に素早く対応し、将来も使い続けることのできるエンタープライズ・ソリューションを実現しました。

プランニングとロジスティクスがビジネスの鍵

シュトラウビングにあるフォルクルのIT部門は、ITマネージャーのGerold Fath氏と5人のメンバーで構成され、同社の6つの拠点をサポートしています。そこには、合計で200台のローカルのPCワークステーションがあります。彼らは、生産と販売ロジスティクスのデータ処理と、グループ企業であるスキービンディング・メーカーのマーカー社(Marker)のデータベースのサポートを担っています。IT部門には、フォルクルの多岐にわたり、相互に関連するプロセスに対応するために、厳しい要求と高い技術が求められています。

また、シュトラウビングの拠点は、フォルクルのスキー開発と生産の中核を担っています。同拠点でのスキー生産の仕組みでは、完成品に至るまでにさまざまな資材を組み合わせなければなりません。しかも、生産プロセスの大部分は自動化されているものの、非常に多くの手作業を余儀なくされています。

同社では、冬のスキーシーズンに間に合わせて国内のみならず国外の店舗にも最新モデルを納品できるようにするために、春に生産計画を立てます。そして、秋まで全速力で生産が行われます。ここでは、生産計画、資材供給、製造機械の効率的な稼動といった要素が複雑に関わり合ってきます。フォルクルがこれらを管理するためには、生産オーダー計画、部品表の展開、必要な部品の確定と購買、生産フィードバック、プロジェクトの進捗管理といった生産に関わるすべてのプロセスを1つのソフトウェアでカバーできる、効果的なシステムを導入する必要がありました。

新しいERPシステムの導入

1995年、フォルクルでは、個々の生産拠点と販売拠点との長期的な連携を図るために、世界規模でのシステムの統一化を検討することになりました。同社がこれまで使用していたソリューションは有用でしたが、将来のニーズに素早く対応していくには不十分でした。

1997年、フォルクルは新しいエンタープライズ・ソリューションの導入を決定しました。しかし、それと同時に、シュトラウビングの工場を新しい生産施設へ移転し、データ処理技術をまったく違うものに変更することになっていました。同社は、1998年に生産施設の移転を行い、1999年の時点で新エンタープライズ・ソリューションの導入を計画しました。そして、2000年に導入候補のシステムの評価が行われました。フォルクルにはこれまでにIFSのアプリケーションを導入した経験があり、同社は再びIFS社とIFS Applicationsを選択しました。

特別な課題 ―― ロジスティクス

フォルクルの新システム導入の目的は、すべてのビジネスプロセスを最適化した後、これらのプロセスを一体化して相互の連携を図り、プロセスを中心としたプロジェクト管理を実施できるようにすることでした。フォルクルは、IFS Applicationsで購買、生産、販売、管理、会計、人事のプロセスを支援しています。そして、生産計画が同社の新エンタープライズ・ソリューションの要となりました。同社は、この導入プロジェクトを、会計、人事、ロジスティクスの3段階に分割し、段階的に実施しました。ロジスティクスの工程には、販売、購買、ERPの導入も含まれました。そして、2002年4月に会計のアプリケーションが稼動を開始し、その1カ月後に人事のアプリケーションも本稼動を迎えました。

新システムの導入の中で最も労力を費やしたのは、ロジスティクスの刷新でした。これまで半自動化の状態であった生産管理を、新システムにおいて完全に自動化することになっていました。これは、主にフォルクルの制約型スケジューリング(constraint-based scheduling:CBS)*コントロールシステムによって実行されています。同社の導入プロジェクトチームは、IFSのスペシャリスト達と協業しながら、IFSのガイドラインに沿ってシステムを設計しました。

このようにフォルクル特有の導入方法をとった背景には、同社の製品化計画がありました。同社が毎年提供するスキーモデルの約3分の一は、まったく新規に開発されるモデルです。スキーモデルの新規開発には、常に、新しい部品表、作業スケジュール、型、工具が付き物です。既存のスタッフでさまざまな数量の生産に対応するためには、生産のプロセスをかなり最適化する必要があります。そして、年度の初めに年間の生産計画を策定した後、直ちに新しい生産プロセスを開始しなければなりません。この工程は極めて迅速に行う必要があるので、CBSコントロールシステムとPDMシステムが接続されているのです。

CBSコントロールシステムとPDMシステムとの間では、新モデルのプロトタイプの開発中から、すでにデータのやり取りが開始されます。これは、資材のサプライヤーは予め原材料を加工しておく必要があるので、資材を発注する上で非常に重要なことです。そして、2003年の4月に、ロジスティクス、製造、販売物流のアプリケーションが本稼動しました。

新システムがもたらした大きな効果として、ひとつのグローバルシステムに会計と人事がすべて統合されたことと、各生産拠点と販売拠点が拠点間のオーダー機能を通じて、自動化されたプロセスを一貫して利用できるようになったことが挙げられます。このシステムがあれば、新しい従業員を追加することなく、将来増え続ける要求を満たしていくことができると考えられます。

  *制約型スケジューリング(CBS):資材、設備、工具、要員といった生産能力を制約する重要なリソースに基づいて生産計画を最適化すること

将来も使い続けることのできるオープンなシステム

現在、フォルクルは、このIFS ApplicationsとOracleデータベースを基にしたシステムから、さまざまな形で恩恵を受けています。同社は、いまや、将来も使い続けることができ、容易に変更可能なシステムを手に入れたのです。

フォルクルでは、IFS Applicationsの各コンポーネントを統合することで、データ入力作業を最小限に抑え、企業内の透明性を高めました。開発から出荷までのすべての重要なビジネスプロセスをIFS Applicationsの中で電子的に連携することで、生産拠点と販売拠点間での情報のフローを最適化できました。今では個々の担当者が、どこの店舗にどのスキーモデルをいつまでに納品する必要があるのかをいつでも把握できるようになりました。このように正確な納期を計画することで確固たる競争力を築くことが可能になります。詳細なレポートを素早く作成できるようになったことも新システムによるメリットです。IFS Applicationsのおかげで、信頼性のある最新の評価を迅速に作成できるようになりました。

フォルクル・スポーツについて

フォルクル・スポーツは、ドイツのシュトラウビングに生産施設とR&D施設を構え、年間約50万台のスキー、3万台のスノーボード、12万本のテニスラケットを生産しています。同社の製品は、50カ国以上の国々で販売されています。1923年に設立されたフォルクルは、現在、スイスのバール(ツーク)に本社を置くマーカー・フォルクル・グループ(Marker Völkl Group)に属し、約1,000人の従業員を擁しています。

効果

● 会計、人事、販売物流の複合的なプロセスを支援する、効果的なソリューション

● 情報アクセスの簡素化、透明性の改善

● 生産拠点と販売拠点間での情報交換を最適化

● 納期の精度を向上

● 生産管理の完全な自動化により、生産性の向上とコストの削減を実現

ソフトウェア

  • IFS Applications™
  • IFS Foundation1™
  • IFS Financials™
  • IFS Engineering™
  • IFS Manufacturing™
  • IFS Distribution™
  • IFS Maintenance™
  • IFS Business Performance™
  • IFS Quality Management™
  • IFS Document Management™

「当社のIT部門に寄せられる要求は、増加する一方で、その大部分は迅速な対応が求められていました。もしもIFS Applicationsが無かったら、当社や我々のITチームは、これらの要求を満足させることができなかったでしょう。当社の古いCOBOLシステムでは、特定の機能を開発するのに約3週間かかりましたが、今では、同様の作業を3日以内でできます。つまり、許容時間内で新しい要求に対応できるということです」

フォルクル・スポーツ(シュトラウビング)のITマネージャー Gerold Fath氏

IFS AB. ALL RIGHTS RESERVED. | LEGAL NOTICE | COOKIES WEB管理者へコメントを送る