IFS APPLICATIONS – アジリティ向上への確かな道

IFS Applicationsは、世界各国の厳しい課題に直面している企業のために、戦略的に重要な4つのプロセス ――生産管理、設備管理&サービスマネジメント、プロジェクト管理、サプライチェーン管理 ―― に重点を置いて開発されています。これらのプロセスを支援するソリューションを提供する、ひとつの統合型ERPソフトウェアです。

変化への備え

しかるべき時にしかるべき状態にあることは、ビジネスにとって非常に重要なことです。とは言え、絶え間なく変化し続ける将来に、どのように備えることができるのでしょうか?重要なのは、次々に起こる事態に素早く対応できる即応性です。長期的な技術投資とは、企業のこのような即応性を支援できるものでなくてはなりません。このホワイトペーパーでは、ERP導入時のアジリティに関する5つの課題を考察します。

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ERPソフトウェア

IFS Applicationsは、会計管理、品質管理、文書管理、顧客情報管理(CRM)、ビジネスインテリジェンス、エコ・フットプリント(環境負荷)管理 を始めとした、さまざまな基幹業務機能が統合されたERPソフトウェアです。製品のライフサイクル、設備資産のライフサイクル、顧客のライフサイクル、プ ロジェクトのライフサイクルをトータルに管理するための最適なソリューションを提供しています。こちらのページでは、IFS Applicationsを構成するコンポーネントをご紹介しています。各コンポーネントをクリックして、機能の概要をご覧ください。

IFS Financials : 会計管理

IFSの会計コンポーネントでは、さまざまな視点から経営を包括的に把握できます。調査すべき傾向が現れた場合に、該当する財務トランザクションを詳細に調べることができます。これらのコンポーネントは、企業のあらゆるレベルで管理を改善し、世界各国の会計規制にも対応しています。

連結会計
連結会計は、使用している勘定科目体系や通貨に関わらず、複数の企業の様々なレベルで残高データをひとつに連結することができます。連結処理は、財務会計もしくは管理会計上の目的に応じた複数の組織体系に対応して実施することができます。連結処理は、ノード単位あるいは組織全体に一括で実行することができ、会社間消去に自動的に対応しています。このコンポーネントはIFS Applicationsの他のコンポーネントと統合されているので、必要な時にいつでも子会社の残高を取得でき、ドリルダウンして下位組織の詳細情報を参照することができます。
予算管理
予算管理は、IFS Applicationsで、さまざまな状況を考慮しながら予算策定のワークフローを管理することができます。予算ドライバーと「IFSビジネス・アナリティクス」から入力したデータの組合せで、会社全体あるいは事業単位ごとに予算モデルを定義することができます。固定の年度あるいはローリング日付で予測を行うことができます。
キャッシュフロー
分析
キャッシュフロー分析を使用すると、ユーザーが選択したさまざまなシナリオに基づいて、柔軟な流動性分析を行えます。受注、購買、売掛勘定および支払勘定のデータを使用して、資金繰りを予測します。この情報を使用して経営を分析することにより、キャッシュ管理を改善し、戦略的な意志決定を行うことができます。
プロジェクト会計
プロジェクト会計 は、進行中のプロジェクトあるいは完了したプロジェクトのどちらに対しても、会計の観点から、長期にわたって継続的にプロジェクトを管理することができます。さまざまな角度からデータをドリルダウンし、トランザクション・データにアクセスしてより詳細な分析を行うことができます。プロジェクトの会計ルールと統合されているので、さまざまな資本化方法と収益認識要件に対応しています。
電子請求
電子請求は、請求書入力の手間を減らすことで仕入先からの請求データ処理を改善し、自動化します。スキャナーで取り込んだ請求書と電子データで受け取った請求書のどちらにも対応しています。高度な承認ルールと購買オーダの照合により、請求処理にかかる時間を大幅に短縮します。イベントメッセージおよび履歴ログにより、プロセスが改善され、フォローアップが容易になります。
買掛管理
買掛管理は、仕入先に対する買掛管理と支払処理を簡素化します。自動請求(計上)の機能により、請求書の作成処理が軽減されます。このコンポーネントは、多様な通貨オプションと支払いオプションに対応し、柔軟性に優れています。その上、フォローアップ機能と分析機能により、徹底的な管理が可能です。
売掛管理
売掛管理は、顧客に対する売掛管理と入金処理を簡素化します。日常のトランザクションを自動的に処理できます。受注出荷管理機能と会計ルール機能との統合により、ミスの発生を最小限に抑え、日常業務を簡略化します。
固定資産管理
固定資産管理では、企業の固定資産を戦略的に管理することを容易にします。このツールは完全統合型の会計ツールであり、世界各国の減価償却法に対応しているので、グローバルに事業を展開する企業の固定資産ツールとして最適です。
一般会計
一般会計は、財務分析および財務報告書の信頼できる基盤となります。また、複数元帳と高度な配賦ルールに対応した強力なシミュレーション機能も提供しています。グループ企業内の全システムおよび支社からの会計取引収集と連結処理を支援します。

IFS Human Resources:人事管理

※人事管理コンポーネントの日本でのお取り扱いはございません。

セルフサービス
セルフサービスは、管理者および社員向けの完全なセルフサービスツールを提供します。このツールによって、高いデータ品質が確保でき、個々の社員に入力作業を任せることができます。管理者は、要件に応じて設計されたWebページを使用して、HR関連の作業を行えます。社員は、自分で社員データを更新したり、社内の人材募集に応募したりすることができます。
安全衛生管理
安全衛生管理は、監督機関が制定した基準に従って、企業の安全衛生管理プロセスを支援します。このソリューションは、事故や疾病の追跡管理から対応措置、安全衛生対策、リスクアセスメント、健康診断、資材の危険有害性情報、応急処置ライセンス、対象者リストなどを管理したり、事故の報告が挙げられた際に担当者に通知を行うことができます。
給与管理
給与管理は、給与計算の業務全体を簡素化して管理できます。特定の地域向けには、完全な給与計算ソリューションを提供しています。また、サードパーティ製の給与計算ソリューション向けに世界全域で使用できる標準インタフェースを提供しています。
勤務時間管理
勤務時間管理では、従業員の勤務時間に関する情報を容易に管理できます。フレックスタイム、時間外手当、交代勤務割増し手当などの賃金コード割当と計算を自動化し、ルールに従ってチェックすることができます。さらに、社員が情報を入力するのと同時に、給与管理、プロジェクト管理、保守管理、製造管理といったシステムにもデータが提供されるので、時間を大幅に節約できます。さらに、従業員の休暇期間および必要な手続きの管理を支援するために、休暇の計画と申請の機能も提供されています。
経費管理
経費管理は、税金の計算から旅費手当まであらゆる経費処理を自動化することで、従来の経費管理およびレポートシステムを簡略化します。移動中の社員は、Webインターフェイスを使用して、任意の場所から経費を報告できます。
教育管理
教育管理は、広範な社内教育の業務に関する包括的な支援を提供します。社内教育の要件をまとめ、これらを今後の教育計画立案の際に活用できます。また、コースの完了後、社員ファイルを自動的に更新することもできます。
能力開発管理
能力開発管理は、組織が必要とする技能(能力)の要件を定義し、これらに活用できる人的リソースをマッピングすることで、戦略的な人事計画の策定とその展開を支援します。能力要件の定義とリソースのマッピングを行った後で、これらに基づいた採用活動や能力開発を行ったり、または資格の期限切れやリソースの偏りについての一覧を作成できます。
採用管理
採用管理は、人材募集から最終的に社員ファイルへとデータを転送するところまで、すべての採用プロセスをサポートすることで、業務の簡素化を図ります。
従業員管理
従業員管理では、企業の組織体制と役職の配置、職位に求められる要件と従業員に適用される報酬をシステムで簡単に定義できます。従業員情報へのアクセス権限を管理することで、従業員情報の維持管理が容易になり、すべての従業員管理プロセスを包括的に管理するための基盤としての役割を果たします。

IFS Engineering:エンジニアリング

IFSのエンジニアリング・コンポーネントを使用すると、設計品目、製品、組立品、および設備の構成を容易に定義できます。改訂版を含むすべての関連文書の管理を効率化して、確かな品質を維持できます。継続的に更新される技術、管理、財務関連の意思決定情報にアクセスできるため、全社員が必要なデータを取得できます。購買、エンジニアリング、および製造プロセスの統合により、企業の全体像を正しく把握できます。

プロジェクト
調達構成
プロジェクト調達構成では、入札、詳細設計、調達、製造、組立とテスト、引き渡し、納入後のサポートと保守にいたるまで、ライフサイクルを通して複雑なプロジェクト製品の手配業務をコーディネートできます。
試運転管理
試運転管理では、生産設備や産業プラントに含まれる全品目について、設計、据付、検査、運転、保守が所有者または最終顧客の運用要件にしたがって行われていることを確認し、安全かつ適正に引き渡しを行えるように支援します。これらは、メカニカルコンプリーション・パッケージやパンチリスト(スナッグリスト)などによって、IFS Applicationsの中で実施できます。
互換ユニット
互換ユニットでは、例えば変圧器を設置するような場合に、作業工程から部品、作業内容、工具/装置などの一式を管理できます。また、プロジェクトと施設(資産)建設の見積を行うことができ、リビジョンも管理できます。また、構想から具体化、再設計あるいは閉鎖までの施設のライフサイクルを通して、複数の見積とリビジョンを並行して扱うことができます。さらに、コンフィギュレータの機能により、定義されたテンプレート構成から必要な特性に適合する互換ユニットと実施作業の構成を作成できます。
プラントデータ管理
プラントデータ管理は、エンジニアリング業務を協力に支援するツールで、インターネットを介して社外組織との協業が可能です。これは、工場や送電網、光ファイバネットワーク、その他の様々な構造物や施設に含まれる設備あるいは機器の情報を作成し、管理するための総合的なエンジニアリングフレームワークです。仕入先やコンサルタントから提供されるプロジェクト情報を直接インポートできます。プロジェクト管理および購買管理との緊密な連携により、EPCI型のプロジェクトを支援し、資材管理を効率化します。さらに、設備保全管理との連携により、大規模な改修プロジェクトの場合でも、保守プロセスを中断することなく設備資産のライフサイクルを確実にサポートできます。
設計変更管理
設計変更管理は、設計変更プロセスを簡素化し、迅速化します。設計変更オーダを実行に移す前に、変更の受け入れ、調査、検証、承認を行うことができます。
PDM
PDMは、部品や製品の設計、構成管理、およびフォローアップをサポートする製品データ管理ツールです。高度なリビジョン(改訂)管理機能により、複雑な規制に対応できます。強力かつ最適な検索とコピー機能により、品目や設計の情報を再利用し、製品や部品の標準化を促進します。

IFS Projects:プロジェクト管理

IFSのプロジェクト管理・コンポーネントは、プロジェクトのライフサイクルを通じて総合的な管理を実現します。このプロジェクト管理ソリューションは、会計管理、調達管理、在庫管理、受注出荷管理、生産管理、エンジニアリング、人事管理、文書管理、設備資産管理、サービス・マネージメントなど、IFSの他のコンポーネントとの機能連携により、プロジェクト型受注生産、エンジニアリング、建設、請負型工事、EPCIや開発部門(R&D)など、プロジェクト主導型で事業を行うさまざまな業種に適用できます。

プロジェクト
レポート
プロジェクトレポートでは、プロジェクトに要した時間、コスト、資材、その他の諸経費を含むプロジェクトのコストトランザクションを処理できます。これらの情報は、経費請求の契約を必要とする顧客に対する請求のベースとして使うこともできます。請求時に使用する割増率を定義した価格表をプロジェクトに紐付できます。
リスク管理
リスク管理では、プロジェクトのリスク評価を定義できます。ユーザーはリスク評価のテンプレートを定義することで、一貫性のある業務ケースを設定できます。潜在的な問題と影響を定義し、リスクを最小限に抑えるために必要な措置と対応を管理できます。
プロジェクト
予算・予測
プロジェクト予算・予測は、プロジェクトのコストを管理する包括的な機能を提供しています。プロジェクトの予測タイプをユーザーが定義できるため、複数バージョンのプロジェクト見積り、予算、予測、レビューをサポートできます。システムは達成予算コスト残(ETC)および完了時見積りコスト(EAC)の原則をサポートしています。予算を原価構成(CBS)およびワーク・ブレイクダウン・ストラクチャー(WBS)で管理できます。Sカーブや直線などのグラフに対応しています。
プロジェクト計画
プロジェクト計画 を使って、IFS Applicationsでプロジェクトのスケジュールを策定できます。このツールではガント表示オプションを使用でき、依存関係や制約事項を考慮したプランニングが可能です。リソース計画とシミュレーションもサポートされています。Microsoft Project®やPrimavera®などのツールとの双方向の連携も可能です。
プロジェクト管理
プロジェクト管理では、ユーザー定義のWBSを使用してプロジェクトを作成できます。テンプレートを使用することで、標準的な業務プロセスを設定できます。コスト、収益、時間、数量をプロジェクトのWBSと関連付けることができます。進捗およびアーンドバリュー管理が可能です。見積り、ベースライン、最新予測、確定、達成予算、実績を含むWBSの全レベルですべてのコストが追跡管理されます。さらにこのコンポーネントでは、プロジェクト計画にしたがって、調達、エンジニアリング、製造、据付および建設といった他分野のサブプロジェクトの計画を作成できます。
外注管理
外注管理では、単純なものから複雑な業務まで、外部委託の管理が容易になります。たとえば、建設作業を外部委託する場合にその作業範囲を容易に管理できます。このソリューションでは、進捗状況の確認や、進捗率や設置数量などの査定方法に基づいた支払金額の査定機能があります。さらに、契約範囲に対する差異を把握するための強力な変更管理機能を備えています。請負業者に対する作業指示書の送信、請負業者からの請求書と支払申請書の受信、査定金額の検収を行うことができます。
販売契約管理
販売契約管理は、入札から完成および引き渡しまで販売契約のライフサイクルを管理します。このコンポーネントには、出来高申請の機能が含まれ、値増しおよび留保ルールの定義、検収、入金の管理ができます。請求書と申請書は、進捗状況、数量、販売価格、コストプラス、マイルストーンなど、多数のオプションに基づいて生成できます。経費請求が可能なプロジェクトの請求書作成にも対応しています。また、このコンポーネントは、契約範囲に対する差異を把握するための強力な変更管理機能を備えています。

IFS Manufacturing:生産管理

IFSの生産管理コンポーネントは、製造プロセスのあらゆるフェーズにおいて従業員を支援して、様々なタイプの生産方式の計画、実行、管理、分析を容易にします。この強力で多角的なソリューションによって、シンプルで自動化された定型的な業務処理のフローが実現できます。繰り返し作業を処理するための簡略で自動化された業務フローと、例外を検知して対処するための最先端の例外管理機能を兼ね備えています。また、リーン生産の考え方に対応しており、同じ生産環境で異なるプロセスが混在する複合生産の環境にも対応しています。

受注設計生産
受注設計生産は、顧客が要求する設計仕様への対応を容易にするため、プロジェクト管理と製作品の部品表を連携することができます。受注した製品の構成には、標準製品とプロジェクト固有の構成を組み合わせることができます。顧客に納入するプロジェクトでの柔軟性とコスト効率を最適化するため、プロジェクトの計画から調達を開始することができ、すべての変更を管理できます。
個別・
受注組立生産
個別・受注組立生産は、多段階の製番管理といった複雑な受注生産(MTO)から単純な受注組立生産(ATO)にいたるまで、受注生産管理の業務を簡素化します。さらに、オーダーごとに独自構成を持つ標準製品や、生産と販売のルール(ロジック)が組込まれた特性ベースの構成に対応できます。
プロジェクト型
受注生産
プロジェクト型受注生産では、製造オーダー、多段階の製番(DOP)オーダー、購買オーダー、その他のアイテムをプロジェクトのアクティビティに紐付けることにより、プロジェクト主導型の柔軟な生産管理を実現できます。プロジェクトに紐付いた在庫品の管理ができ、プロジェクトのアクティビティ間、またはプロジェクトの在庫と標準在庫間での在庫移動が可能です。
バッチ・プロセス
生産管理
バッチ・プロセス生産管理は、食品・飲料製造業、製薬業、化学品製造業で求められるレシピや調合表に基づいた生産を支援します。このコンポーネントでは、原材料から中間品、完成品にいたるまで、完全なトレーサビリティを実現します。バッチ・バランシングの機能によって、さまざまな段階でバッチサイズの制約に柔軟に対応することができます。製品の特性に応じて優先順位を付けることで、切替コストを最小限に抑えます。また、バッチ・プロセス生産管理では、品質管理に加えて、生産計画の管理や分析、不定貫やさまざまな単位も支援しています。
繰返生産管理
繰返生産管理は、繰返し生産におけるオーダ処理のトランザクション数を低減(場合によってはオーダ無しに)することにより生産効率を改善します。IFS/Planningと連携することで、資材所要量計画(MRP)を使用したハイブリッドなプル/プッシュ型システムを構築し、生産ラインスケジュールの生成、仕入先スケジュールの計画、カンバン補充計画を行えます。
コンポーネントMRO
コンポーネントMROは、コスト、リスク、収益、作業範囲を徹底的に管理して、保守サービス設備や生産設備内の機器に対する修理業務をサポートします。さらに、代替品貸出、新品交換、修理品戻し(修理中代替)などの部品交換の処理に対応しており、サプライチェーンをより素早く効率的にします。
製造オーダー管理―生産計画・資材/能力計画
製造オーダー管理―生産計画・資材/能力計画は、品目を予定通りに製造するために、製造オーダーの開始から完了までをモニターし、管理する包括的なツールです。さまざまな生産モデルに適用でき、原価管理と在庫管理コンポーネントと密接に連携しています。
制約型
スケジューリング
制約型スケジューリングは、市場の変化や顧客の需要の変化に迅速に対応できるよう、生産スケジュールを最適化します。生産のボトルネックを特定することで、納期を守り、生産コストを管理できます。マルチサイトならびにマルチレベルでの能力チェックにより、正確な納期を見積もることができます。生産工程の特性に従って優先順位を付け、スケジュールを立てることができ、セットアップ時間を最小限に抑えることができます。このコンポーネントは、オフラインのスケジュール計画ツール「クライアント型スケジューラー(APB : Advanced Planning Board)」も提供しています。この計画ツールは、オンラインクライアントと同時に操作することができます。
作業実績管理
作業実績管理では、従業員が効率的かつ簡単な方法で生産現場の情報を報告することができます。業務の進捗、製造された品目と破棄された品目の数量、累積稼動時間がわかります。
原価管理
原価管理は、原価を製品に関連付けることで、情報に基づいた適切な意思決定を行うことができます。従来の原価計算、活動基準原価計算(ABC)、またはその組み合わせをサポートしています。

IFS Supply Chain:サプライチェーン

IFSのサプライチェーン・コンポーネントは、生産管理コンポーネントと一体となってサプライチェーン管理ソリューション(SCM)の基盤を構築します。これらのコンポーネントによって、製品の流れを視覚的にとらえ、システムを効率的に使用することが容易になり、さまざまな流通モデルや業務手法に簡単に対応できます。さらに、企業全体で成長と変化に対応するために必要なアジリティを高めると共に、受注から納品までのプロセス全般にわたってリアルタイムのコミュニケーションを図ることができます。

需要予測
需要予測では、グラフィック表示を利用して、視覚的に需要計画を立てることができます。これは、関係者間の共同作業に適した対話型のグラフィックツールであり、今日の市場で最も高度で使いやすい需要予測ツールの1つです。
マルチサイト計画
マルチサイト計画は、複数の拠点間に需給関係がある場合、拠点間の製品需要と供給を適切に予測することで、納期の厳守と顧客満足度の向上を支援します。包括的な生産計画スケジュールの作成、期間別の材料所要量と最適ロットサイズの計算、社内間(配送)オーダーの作成、及び能力所要の計算ができます。
在庫補充計画
在庫補充計画では、需要予測と連携した在庫の補充計画を自動化できます。さらに、経済的発注量、サービスレベルに応じた安全在庫量、滞留品用の特殊な在庫モデルなど、多数の戦略的計画手法に対応することで、より柔軟な在庫補充計画が行えます。
流通販売支援
流通販売支援では、さまざまな種類の手数料、キャンペーン、セールス・プロモーション、顧客リベートを柔軟に管理することで、顧客とのやり取りが容易になるよう支援します。また、GTIN(国際標準商品コード)やSSCC(連続出荷コンテナコード)といったGS1コードを使用して、国際取引への標準化対応も支援します。
受注出荷管理
受注出荷管理は、複数拠点での受注処理にも対応しています。これは、IFSのサプライチェーン管理(SCM)ソリューションの基礎を成しています。受注出荷管理は、企業向けのさまざまな価格設定オプションを備えているので、自社に適した価格設定モデルを形成できます。
購買管理
購買管理は、購買業務の管理を合理化し、IFSのサプライチェーン管理(SCM)ソリューションの基礎を形成するものです。集中購買により仕入先に対して有利な価格交渉を行うことができます。また、世界規模で活動するマルチサイト企業にも適しています。
レンタル品管理
レンタル品管理は、装置/機器の借入手続き、返却処理、およびプロジェクトからの需要管理など、レンタル業務に必要な機能を提供します。レンタルの需要に対しては、社内の場合在庫品または社内供給先から供給、あるいは社外供給の両方ができます。ひとつのソリューションによってすべてのデータを中央で一元管理することで、レンタル品か否かに関わらず、納品、受入、在庫管理、請求といった業務を同一のプロセスで管理できます。
在庫管理
在庫管理は、品目の入庫から出庫にいたるまでのすべての倉庫管理プロセスを支援します。このソリューションでは、トレーサビリティ、保存期間管理、委託在庫管理、統計機能を包括的に支援します。マルチサイト環境に完全に対応し、サイト間の在庫移動がスムーズに行えます。

IFS Sales & Service:セールス&サービス

IFSのセールス&サービス・コンポーネントは、顧客情報管理(CRM)に欠かせないビジネスプロセスを提供します。引合いから販売のサイクル、処理中のサポートおよびサービスにいたるまで、顧客とのやりとりを管理します。IFSのセールス&サービスのコンセプトを利用して、自社の製品、サービス、サポートを通して顧客に付加価値を提供することに注力できます。

ワークフォース・
シミュレーター
ワークフォース・シミュレーターは、企業のフィールドサービス要員の管理を最適化するための高度なモデリング・ツールです。ワークフォース・シミュレータを使って、状況に応じて複数の選択肢を評価できるため、リスクが最も小さく、利益が最も高い訪問経路を選択できます。ワークフォース・シミュレーターは、より素早く正確にさまざまなシナリオを探ることで「ダイナミック・スケジューリング・エンジン」を効率化します。
修理作業管理
修理作業管理では、修理を必要とする部品の受入から最後の請求処理にいたるビジネスフローの全体を管理できます。このソリューションは、単純な修理の指示には作業オーダーと製造オーダーのどちらかを任意に選択でき、複雑な多階層の修理品には取外し検査の機能を持つ修理用の製造オーダーで対応できます。保守契約に基づく修理業務のみならず、外部への委託修理にも対応しています。
地図情報
地図情報は、地図上に移動経路を可視化したり、予定作業に対する警告の表示、期限の差し迫った作業に対する効率的な計画ができます。このソリューションは、道路地図や衛星地図上に、着手しているかまたは予定されている保守サービス作業の情報を重ねて表示することができ、「Microsoft Bing Maps for Enterprise(”S+S”)」と統合されています。また、IFS Applicationsの顧客情報や受注オーダーといったビジネス情報を地図上に表示することができます。
コールセンター
コールセンターでは、フィールドサービスまたは製品サポートを必要とする顧客に、効率的なコールセンターサービスを提供できます。また、あらかじめコールセンタープロセスのあらゆる段階に応じた指標が用意されているので、詳細な分析を行う際に役立ちます。
ワークフォース・
スケジューリング
ワークフォース・スケジューリングでは、エンジニアのスキルやサービスレベル契約(SLA)といったさまざまな制約事項を考慮して作業者のスケジュールを動的に策定することで、リソースを最適化し、カスタマーサービスの向上と業務の効率化を支援します。これは、拡張性に優れたスケジューリング・ツールで、「ダイナミック・スケジューリング・エンジン(Dynamic Schedulig Engine : DSE)」や、例外管理のための使いやすいスケジュール・ワークベンチを提供しています。
フィールドサービス
フィールドサービス を使用すると、サービス部門は、見積りおよび受注から請求書の発行と分析にいたるまで、顧客主体のビジネスプロセスを合理化できます。フィールドサービスや従業員のスケジューリング、保証の適用期間判定を含む正確な価格管理をサポートします。
保守契約管理
保守契約管理では、顧客とサービス業務ごとに的確なサービスのレベルを特定して管理できます。契約書の合意事項を自動的に確認およびフォローアップすることで保守契約を効率的に管理できます。
コンフィギュレータ
コンフィギュレータでは、製品や製品の仕様および付属品を設定しておくことで、販売担当者や顧客が欲しい製品を円滑かつ簡単に構成できるようになります。使いやすい「製品のアドバイス機能」では、一連の質問を通してニーズを明確に定義し、製品構成を完成させることができます。
WEBストア
WEBストアは、Webからの注文管理に利用できるパッケージソリューションです。また、スペアパーツの販売にも適したツールです。さまざまな方法で製品を検索して選択でき、価格や購入可否の確認、顧客登録、注文のトラッキング機能も備えています。
CRM
CRMでは、企業内の情報を一元管理し、顧客に関する情報をすみずみまで可視化できるようになります。また、バックオフィスとフロントオフィスの業務を直に連携することができます。

IFS Maintenance:設備保全管理

IFSの設備保全管理コンポーネントは、企業を取りまく環境の中で急速に変化する需要を見越し、迅速に対応することができる設備資産管理(EAM)システムを構成します。このソリューションは、使いやすくアクセスも容易であることに加えて、日常の保守要件だけでなく、ビジネスの継続的な発展や改善に必要な機能を幅広く提供しています。

設備総合効率
設備総合効率は、設備の稼動効率を改善するための判断を容易にすることで収益の改善を図ると共に、複数のKPI間のバランスをとることにより可能な限り効率的な運用を実現することができます。オペレータやプロセスエンジニアは、使いやすいグラフィカルインターフェースを使用して、アベイラビリティ、稼働率、品質、OEE(総合設備効率)など運用に関するすべての事象を管理できます。
B2B契約管理
B2B契約管理では、Webポータルを介して、承認された請負先に保守業務の委託に関する入札を開示できます。このソリューションは、入札条件が容易に比較でき、より有利な価格で調達が可能になり、管理費の削減に役立ちます。情報の入力はたった一度だけなので、データの質も向上します。落札者は、Webポータルを介して、詳細な指示を取得でき、作業実績の報告ができます。完了した業務に関するすべてのデータは、一元管理されています。
複合機器MRO
複合機器MROは、優れた顧客サービスの提供と、無駄のない効率的なMRO(メンテナンス、リペア、オーバーホール)業務の実現によるコスト削減を支援します。要員、資材、その他のリソースを調整することで、納期を確実に守り、ターンアラウンドの期間を改善できます。
輸送機器情報管理
輸送機器情報管理 は、輸送機器の構成管理と統合されたフリート(保有する輸送機器全体)管理の仕組みを構築でき、より容易かつ効率的に規制に対応することができます。シリアル品目の管理、運用計画、予防保全計画、改修管理をサポートします。
予防保全
予防保全では、定期的な予防保全のスケジュールを管理します。施設内のあらゆる保守作業を体系化して準備することができます。作業の実施者が社内あるいは外部委託かに関わらず、機器の状態基準、イベント指定、カレンダー基準など設定条件に従って保守業務のスケジュールを作成できます。
リソース・
スケジューリング
リソース・スケジューリングは、作業オーダのスケジューリングに加えて、標準的な予防保守の計画と復旧保守の指示機能で活動計画を改善してリソースの効率的な活用を支援します。グラフィカルなインターフェースにより、ドラッグアンドドロップですばやく簡単に変更を行えます。人事管理との連携により、作業者に求められるスキルと要員を自動的に比較して、該当者の予定を検索できます。複雑な保守作業では、制約型スケジューリング機能を利用して作業オーダのスケジュール作成ができます。
作業オーダ管理
作業オーダ管理では、保守業務を効率化することで、保守の直接コストおよび間接コストを削減し、設備の停止(ダウンタイム)による損失を低減できます。不具合報告、準備、計画、最終報告など、保守部門に関連するあらゆるタスクを管理します。
線形設備管理
線形設備管理では、線路や道路などの線状に展開される施設、セグメント区間、要素(線形設備に紐付ける通常設備)の定義と管理、これらの施設の保全業務を行えます。また、線形施設のリビジョン管理によって構成の履歴や予定を確認できます。
設備管理
設備管理は、設備機械、建造物、換気システム、搬送システム、その他の保守が必要な設備や機器の構成を含む情報の管理を行います。プラントデータ管理コンポーネントとの統合により、プラントに新設する設備、既存設備と改修予定の情報を管理することができ、トータルな資産ライフサイクル管理(ALM)ソリューションが実現できます。

IFS Business Enablers:ビジネス・イネーブラー

IFSのビジネス・イネーブラーコンポーネントでは、最新のWebベースのテクノロジーを利用してさまざまな協業関係を確立し、連携を強化することができます。使いやすい役割別のポータルと専用のモバイルソリューションを通して、従業員、顧客、仕入先やその他のパートナーに、各々が必要とする正確なリアルタイムの情報を提供できます。さらに、ビジネス・イネーブラーコンポーネントは、セキュリティ、パフォーマンス、スケーラビリティを確保しながら、Webサービスを通して内外のシステムと連携できます。

コラボレーティブ・
ソリューション
コラボレーティブ・ソリューションでは、社内のみならず、仕入れ先などの社外との協業を促進します。社内での協業ツールとして、「IFSトーク」があります。これは、フェイスブックやLinkedInなどのソーシャルメディアに似たツールで、セキュリティの確保された環境で状況に応じたやりとりを行うことができます。社外の取引先とは、Webベースのポータルを利用して協業することができます。このポータルを通して、顧客、仕入れ先、パートナーは、IFS Applicationsの主要なプロセスにアクセスすることができます。
業務別ポータル
業務別ポータルでは、ユーザー個々の役割や業務に応じて必要な情報を表示させることができるので、ビジネスの状況を一目で把握できるようになり、重要なタスクや関連性のある情報に集中できるようになります。従業員が日頃使用するポータルは、企業のニーズに合うように構成することもできますし、ユーザー個々の好みに合わせて構成することもできます。また、ポータルを使って、Webブラウザあるいはモバイル機器のいかなるデバイスからでも、IFS Applications内のデータにアクセスすることができます。
モバイルソリューション&アプリ
モバイルソリューション&アプリでは、従業員が、勤務時間や経費報告、承認、報告書の確認などをどこからでもデバイスを選ばず行うことができるものです。これらのアプリは、iPhone、iPad、アンドロイド、Windowsなどのモバイル機器で利用可能です。従業員は、必要な時にいつでもどこでも作業することができます。
システム連携&データ管理
システム連携&データ管理は、IFS Applicationsと他のアプリケーション、あるいはWebサービス、メッセージ用ソフトウェア、旧来のファイル転送ツールなどと連携するエンタープライズ・サービス・バスを接続するのに必要なインテグレーション機能を提供します。このコンポーネントにはデータ移行ツールとデータ複製ツールが組み込まれており、導入作業やマスタデータの管理を支援しています。
イベント管理
イベント管理は、イベントが発生した時点でユーザーに迅速に通知し、対応を促すことができます。IFS Connectとの統合により、Eメール、SMS、IFSストリームといったさまざまな通信手段で通知の送受信を行うことができます。また、業務の状況が変化した場合にも通知を受け取るように設定することもできます。

共通モジュール

IFSの共通モジュールは、多くの業種や企業で必要とされる主要なビジネスプロセスの無駄を無くし、簡素化し、管理するために設計された強力なツール群です。これらのツール群には、ビジネスインテリジェンス、エコ・フットプリント管理、サプライチェーン管理(SCM)、プロセスモデリング、文書管理、品質管理、ライフサイクル管理などがあります。

会計ルール
会計ルールは、IFS Applicationsで発生するすべての伝票入力と自動の転記処理(仕訳)に対して共通のルールを定義できます。これにより、企業の会計モデルをしっかりと把握し、確立させることができます。標準的なインターフェースを装備しているので、IFS Applicationsのみならず、IFS以外の業務ソリューションとの間で送受信されるトランザクションも簡単に処理できます。
エコ・フットプリント管理
エコ・フットプリント管理では、製品の使用段階から廃棄にいたるまで、サプライチェーンを通じた製品ライフサイクルのすべての段階で、環境負荷の管理を包括的に支援します。このツールによって、IFS Applications内の既存データを利用した材料申告書(MD)や環境製品宣言書(EPD)を作成できます。さらに、GRIなどの定義に基づく環境レポート作成のベースとしても使用できます。REACH、RoHS、WEEEなど、あらゆる種類の環境規制やエコラベルの証明に柔軟に対応できます。
ライフサイクル管理
ライフサイクル管理では、設備資産、製品、プロジェクト、顧客、保守サービス、および他の重要な業務や業務フローなど、様々なタイプのライフサイクルをしっかりと把握することができます。たとえば、設計から廃棄に至る過程とその後の処理に関するすべての情報やフィードバックがひとつのシステムに記録され、権限を有するユーザーであれば誰でも簡単にこれらの情報にアクセスすることができます。つまり、過去から学ぶことで問題の発生を予防し、継続的にビジネスプロセスを改善することができます。
文書管理
文書管理は、企業のあらゆる文書を管理できる文書管理ソリューションです。使いやすい検索ツールを備え、文書の作成プロセスを支援します。この他にも、ワークフロー、テンプレート、バージョンおよびリリース管理、請求書のスキャン(OCR)、赤線引きなどの機能があります。文書管理は、パワーユーザーを満足させる機能をすべて搭載しています。また、使いやすいWebベースのインターフェースにより、初心者のユーザーでもすぐに使用できるようになります。
ビジネス・
インテリジェンス
ビジネス・インテリジェンスは、IFS Applicationsに組み込まれたBIソリューションです。基本パッケージに含まれる分析用のデータ「IFS情報ソース」を元に、「IFS ビジネス・アナリティクス」を使って、Microsoft® Excel®上で直に分析レポートを作成することができます。また、「IFSビジネス・アナリティクス」は、会計報告用のレポートツールとしても使用できます。「IFS BIアナリシス・パッケージ」では、OLAPキューブ一式が提供されています。これは、業務ごとの成果指標やさまざまな製品分野ごとのディメンションを用いて相互作用解析を行ったり、あらかじめ定義された分析用画面やダッシュボードのベースとして使用することもできます。「IFS BIアナリシス・パッケージ」は、マイクロソフト社のBI機能を利用しています。さらに「IFS情報ソース」は、他社のBIツールと連携可能ですので、自社の戦略に応じてBIツールを選択することができます。
エンタープライズ
オペレーショナル
インテリジェンス
エンタープライズ・オペレーショナル・インテリジェンス (IFS EOI™)では、IFS Applicationsと統合することで、経営層から現場レベルまで、役割ごとにそのパフォーマンスを管理することができます。このツールによって、企業は、IFS Applicationsおよびその他の情報ソースからさまざまな企業情報を集約することで、これらのリアルタイムな情報に基づいた事業活動を行うことができます。IFS EOIでは、ビジネス戦略に基づき、あらゆる役割に対してさまざまな視点から達成すべき指標を設定し、戦略的な可視化された見識から業務的な意思決定への影響に至るまでを予測分析から(ではなく) 規範的な分析を提供することで、より迅速かつ最適な意思決定を可能にします。IFS EOIがいわゆるBIツールと異なる点は、データ中心の構造ではなく、業務プロセス中心の構造であることです。
品質管理
品質管理は、バリューチェーン全体を通して、品質管理プロセスの簡素化と標準化を行うためのソリューションです。管理計画、SPCチャート(統計的工程管理)の提供、工程能力指数の算出といった品質管理から、FMEA(故障モード影響解析)、品質監査、不適合報告、MRB(検査)、CAPA(是正・予防措置)などの品質保証管理にいたるまで、広範囲にわたる機能を提供します。
プロセスモデル
プロセスモデルは、業務モデリングツール、手法、グラフィカルモデルを統合したソリューションです。これを利用することで、業務の作業手順やルーチンを構築し、職務を定義して、関係部署内で伝達・共有することができます。このソリューションでは、IFS Applicationsの導入中に、当初作成した業務プロセスの調整を行い、再びそれを伝達・共有することが可能です。また、作成されたグラフィカルなドキュメントを企業形態や業務プロセスの雛型にすることもできます。
画面カスタマイズ
画面カスタマイズでは、自社の業務により相応しい方法でIFS Applicationsを利用できるように、カスタマイズすることができます。データモデルを拡張したり、ユーザーインターフェースを変更もしくは追加したり、アプリケーションの業務フローを補完するものです。